運動は情緒の発達と密接な関係性があります。汗をかき、汚れながらも活発に外遊びをし、心身ともに健康な子どもの育ちを大切にしています。園庭には大型遊具や大きな砂場があり、その中でも様々な遊びが展開されています。園庭の植物や木々や昆虫に触れ、命の尊さや季節の移り変わりを感じられます。また、保育室は1階に設置(満3歳児クラスは2階、屋上テラス有り)し、直感的に外へ遊びに行けるような施設設計となっています。
外遊びを大切にしていますが、子どもの「今これがやりたい」気持ちも大切です。外気を感じながらも今やりたい遊びが実現できるように広いウッドデッキを設置しています。そこでは、廃材遊び、色塗り遊びといった自分の好きな制作活動が出来る場となっています。
園庭には大型遊具や砂場だけでなく、子どもの遊びために、ボールやほうき、コーン、手押し車、マット、おままごとなど様々な用具を用意しています。主体的な遊びを促すうえでこのような環境はとても大切な要素となります。
紙芝居や絵本を読み聞かせ、対面で直接人間の肉声のことばやその温かみを感じることは幼児期には特に必要です。ゆったりと読ことが出来る絵本コーナーで絵を見てファンタジーの世界を広げる場として、また自ら文字に親しむ機会を多く作ることで、読み書きに対し個々のタイミングで興味が持てるようにしています。幼稚園で絵本の貸し出しも行っています。
監視カメラを4箇所設置し、不審者の侵入を防ぐために常時監視しています。撮影されている映像は職員室で確認がとれるようになっています。また、園内のセキュリティにはSECOMを導入しているため、緊急の際は通報ボタンを押すとすぐに駆けつけ対応してくれます。監視はSECOMでも行っており、開園時間外に不審者の侵入が確認された場合の対応も速やかです。遠足などの園外保育中も携帯式の通報機器を常時携帯し、緊急の場合はSECOMの警備員が駆けつけます。
トイレに関しては、清潔性を保てるように手洗い場は自動で水が出る「タッチレス水栓」です。保育室及びテラスの手洗い場は「ひねって水が出る」という生活経験を大切にし、敢えて手動の水道となっています。
手洗い、うがいなどの指導を行っておりますが、感染症のまん延を防ぐためにクローラ水(次亜塩素酸ナトリウム水)を精製し、園内消毒に努めています。この精製水は子どもの手や口に触れても安全であることが確認されています。衣服についても色落ちしません。ノロウイルス等の感染力の強い感染症にも高い効果を発揮します。
保育室とウッドデッキの間には段差が無いため、段差による不要な怪我は発生しません。エレベーターやだれでもトイレ、階段には点字ブロックを設けています。